一般的にギタースクールと言えば、つい最近ギターを始めた素人の人が通うべき教室、又は中級者など趣味程度でギターを楽しんでいる人が利用する場所というイメージがありますが、本気でプロ志向の人にとっては十分に利用する価値があります。まず、もうすでにギターの腕が上級者であり、ジャズでもメタルでも超絶テクニックを演奏できる人でもギタースクールへ通うことから仕事を見つけるチャンスとなることがあります。音楽の世界は結局腕が全てであり、ギタースクールにおいても講師より生徒の方がギターがうまいというのはあまり珍しいことでもありません。もちろん、大半の上級者はギターの仕事を持っているかどうかに関わらず、さらに腕を上げるためにギタースクールへ通うことはほとんどありません。
どうしてギターがうまいのにスクールへ通うことにメリットがあるのかと言うと、自分が通う場所に在籍しているプロギタリストとコネクションを作れるからです。学校によっては定期的にライブを開催することがありますし、専門学校になるとプロが学校へくることもよくあります。そうしたシチュエーションにおいて、自分の実力を発揮することが出来ると、それはデビューのきっかけになることがあります。実際、CDデビューしているプロギタリストの中にも、意外なことがきっかけでプロになっている人が多いです。
演奏がうまい人が多い楽器なので、いかにこうしたきっかけを得ることが出来るのかがポイントでもあります。