「ボーディングスクール」という言葉は、日本ではまだ馴染みがないかもしれません。「ボーディング(boarding)」とは、「下宿」「寄宿生活」といった意味ですので、ボーディングスクールは教室での勉強だけではなく寮生活を通じて24時間の教育を行う学校のことをさします。日本では中学生・高校生の段階で親元を離れて寮生活をしながら学校に通う生徒はさほど多くありませんが、寄宿舎での集団生活を通じて、規則を守ること、マナー、礼儀、他者とコミュニケーションする能力、自立心などを養うことができるのは、大きなメリットといえるでしょう。また、授業でも少人数教育を徹底しており、クラスでの議論を通じて暗記に頼らない教育が行われています。

その結果として、卒業後に欧米の名門大学に進む生徒も多いのです。海外では、こうしたボーディングスクールでの教育が優れたものであることが、広く認知されています。そのため、海外の名門ボーディングスクールには、世界各地から良家の子女や秀才たちが集まってきており、彼らは切磋琢磨して将来世界に羽ばたくことを目指しています。実際、王侯貴族の子弟が通うことも多いようです。

日本人の子どもがこうしたボーディングスクールに通うことは、何よりも語学力が必要という点でハードルが高いです。しかし、世界から集まったハイレベルな知力をもつ仲間たちと出会い、寝食をともにしながら研鑽を積むことができる、とても魅力的な学校ではないでしょうか。池袋のダイビングスクールのことならこちら