インターナショナルスクールの選び方

子どもをインターナショナルスクールに通わせる場合、事前に教育方針を把握する必要があります。日本の学校に通うのと同様に、説明会に参加したり、授業を見学したりします。不安な点は学校関係者に問い合せます。注意することは、ナショナルスクールと混同しないことです。

中華学校や朝鮮学校、ドイツ学校など、特定の国の子どもたちに向けた学校があります。これは帰国して母国で不自由ない生活を送るための学校で、子どもの国籍が限定されます。ただしアメリカのナショナルスクールは、カリキュラムに違いがないことが多く、日本人を受け入れる場合もあります。次に、カリキュラムと教師のレベルを確認します。

日本の法律が適用されないので、カリキュラムは学校によって異なります。教育理念が確立しており、一人ひとりに寄り添った学校が理想的です。中には、教員資格のない外国人が、教員として授業を行うことがあるので、注意します。教育レベルの高ささ、国際的に評価されているかで判断できます。

WASCやCIS、国際バカロレア機構などが高評価をつけている学校を選びます。卒業すると、国際バカロレア資格という世界中で適用される大検のようなものを取得できます。さらに日本人が多すぎるインターナショナルスクールは避けます。日本人の入学に制限を持たない学校は、国際的な授業よりも経営を優先している可能性があります。

また友人に日本人が多くなり、結局日本語ばかり話して英語力が向上しません。